3Dソリッドの干渉チェック(Checking Interferences of 3D Solids)

Interfereコマンドを使って、ソリッドモデルの干渉をチェックできます。このコマンドでは、3Dソリッドのセットを2つ求められます。最初のセットの各オブジェクトを、共通の値を使って2番目のセットのオブジェクトに対してテストします。

干渉が存在する場合、以下を行うことができます。

  • 重なるボリュームから新しい3Dソリッドを作成する
  • 干渉する3Dソリッドのハイライト表示を1つずつ確認する

2つまたはそれ以上の3Dソリッド間の干渉をチェックするには:

  1. コマンドプロンプトでInterfereと入力します。
  2. 最初のセットを選択し、Enterキーを押します。
  3. 2番目のセットを選択し、Enterキーを押します。

    1つの選択セットを定義した場合、それに含まれるすべての3Dソリッドが相互にチェックされます。

    2つの選択セットを定義すると、最初のセット内の3Dソリッドが2番目のセット内の3Dソリッドに対してチェックされます。

    同じ3Dソリッドを両方の選択セットに含めると、オブジェクトは最初のセットの一部であると認識され、2番目のセットでは無視されます。
  4. 干渉する3Dソリッドでボリュームを作成するかどうかを指定します。
  5. 干渉する3Dソリッドをハイライトするか指定します。

    干渉する3Dソリッドのペアをハイライトする場合には、 Next を使ってオブジェクトのペアを順番に確認できます。

注記: 3Dソリッドのブーリアン演算を行うコマンドとは対照的に、このコマンドでは元のオブジェクトはそのまま維持されます。

Interfere オプション

ネスト選択

シンボルや外部参照内でネストされた3Dソリッドの選択が可能です。

アクセス

コマンド:Interfere