システム変数の設定(Setting System Variables)
SetVariableコマンドを使って、現在のシステム変数設定をチェック、設定、変更できます。
システム変数にはコマンドや機能、図面、編集および表示モードの設定やプリファレンスが保存されています。一部はコマンドのように使用できます(特に図面環境の特定の状態をオンオフするもの)。他の多くは、ダイアログボックスを使ってコントロールするモードや設定を保存するものであるため、ほとんど使用しません。
SetVariableコマンドを明示的に呼び出さなくても、システム変数名をコマンドプロンプトに直接入力することも可能です。
コマンドシーケンス
変数名の入力を求めるプロンプトで、システム変数名を入力し、現在の値を確認するとともに必要に応じて変更することができます。一部のシステム変数は表示して確認するだけで変更できません。これには、コマンドウィンドウのメッセージで(読みとり専用)と表示されます。
例として、以下のコマンドシーケンスでは図面オブジェクトの塗り潰しをオンにします:
: SetVariable
オプション: ? または
Variable name FILLMODE
デフォルト: 1
FILLMODE の新しい値を入力 0
以下のコマンドシーケンスは、すべてのシステム変数のアルファベット順のリストを生成します。リストは、コマンド履歴ウィンドウに表示され、F2キーでアクセスできます。
以下のコマンドシーケンスは、すべてのシステム変数のアルファベット順のリストを生成します。リストは、コマンド履歴ウィンドウに表示され、Fn + F2キーでアクセスできます。
: SetVariable
オプション: ? または
Variable name ?
デフォルト: *
一覧表示する変数を入力: <Enterキーを押すとすべてのシステム変数がリストされます>
次の例では、すべての寸法関連のシステム変数がリストされます:
: SetVariable
オプション: ? または
Variable name ?
デフォルト: *
一覧表示する変数を入力: dim*
アクセス
コマンド:SetVariable