テキスト エンティティの尺度調整(Scaling Text Entities)

ScaleText コマンドを使用して、注釈および簡易注釈を拡大または縮小します。テキストの位置は変更されませんが、尺度調整の基点を指定できます。

テキスト エンティティの尺度変更を行うには:

  1. コマンド プロンプトで ScaleText と入力します。
  2. グラフィック領域でテキスト エンティティを指定します。
  3. Enter キーを押します。
  4. 尺度調整の基点のオプションを指定します:
    • 既存(Existing)を指定すると、現在の基点を基準にしてテキストを尺度調整します。

      - または -

    • 特定の文字位置合わせ(たとえば、文字基準線の中心点の場合は中心(Center)、文字の左上の点の場合は TL)を指定します。(垂直位置合わせ: T = 上端、M = 中央、B = 下端、水平位置合わせ: L = 左端、C = 中央、R = 右端)
  5. Enter キーを押します。
  6. 新しい高さを指定します。

    - または -

    オプションを指定します:

    • エンティティに合わせる(Match entity)。指定したテキストを、既存のテキストのサイズに一致するように尺度調整します。
    • 尺度係数(Scale factor)。尺度係数を指定するか参照(Reference)オプションを指定して参照長さと新しい長さを入力します。

      1 より大きい尺度係数を指定するとこの係数でエンティティが拡大されます。0 と 1 の間の尺度係数を指定するとこの係数でエンティティが縮小されます。たとえば、3を指定すると選択されたエンティティが3倍の大きさになり、0.25を指定すると元のサイズの1/4になります。

アクセス

コマンド: ScaleText