ボイス注釈の挿入(Inserting VoiceNotes)
ボイス注釈(VoiceNote)コマンドにより、音声で注釈を録音し、図面に埋め込むことができます。
ボイス注釈を作成するには:
- ツール(Tools) > ボイス注釈の追加/編集(Insert / Edit VoiceNote)をクリック(またはVoiceNoteと入力)します。
- ボイス注釈アイコンを配置したい場所を図面上で指定します。
- ボイス注釈(VoiceNote)ダイアログボックスが表示され、文字の入力および/または音声の録音ができます。
録音ボタンを押してボイス注釈を録音します。 - ボイス注釈の入力が済んだらOKボタンを選択します。
ボイス注釈を含むブロックが指定の場所に挿入されます。
音声を録音
音声を録音するには、マイク、オーディオハードウェアおよびオーディオソフトウェアがインストールされ、適切に設定されていなければなりません。録音を再生するには、スピーカも必要です。
音声をボイス注釈として録音するには、VoiceNoteコマンドを入力後、ボイス注釈を追加するか既存のボイス注釈アイコンを選択します。ダイアログボックスが開きます。
ボイス注釈ダイアログボックスには、録音、再生、一時停止、停止ボタンがあります。録音を選択することにより、停止を押すまで音声が録音されます。新しく録音すると前の録音が完全に削除されます。再生ボタンを使って録音を再生することができます。音声の録音、再生時には、一時停止と停止ボタンを使用できます。
ボイス注釈コメントの取得と変更
ボイス注釈は、読み、聞き、編集するために簡単に取得できます。まずメニューからボイス注釈の追加/編集 (Insert/Edit Voice Note)を選択するかVoiceNoteコマンドを実行します。
図面でボイス注釈アイコンを選択した後、コメント…ダイアログボックスが添付された文字および/または音声録音とともに表示されます。文字メッセージ(存在する場合)をダイアログウィンドウで読む、または再生ボタンを押して音声録音を再生することができます。
あるいは、文字編集ボックスで編集したり、新しい音声を録音して前の録音を上書きします。OKボタンを選択した時点で文字または音声録音が更新されます。
ボイス注釈コメントの削除
ボイス注釈は編集(Edit)メニューから削除(Delete)を選択することにより削除できます。
コメントを削除したいボイス注釈アイコンを選択します。このアイコンを削除することにより、添付された音声および/または文字コメントが削除されます。
注記
- ボイス注釈は主に図面ファイルを読み込んだ時に使用します。図面ファイルはDWGまたはDXFフォーマットに録音された情報を失うことなく保存できますが、この情報には他のCADアプリケーションでは直接アクセスできない場合があります。これらのアプリケーションでは、図面ファイル内の音声の存在が単に無視されます。
- 外部のサポート ディレクトリに保存されたボイス注釈は他のブロックを必要とせずにやり取りできます。図面ファイル内では、ボイス注釈は現在の画層、線色、線種設定で作成されます。挿入されたブロックのスケール係数は画面サイズを9で割ったものになります。
- ボイス注釈のサイズに制限はなく、サイズの大きい録音に対しては追加の属性が加えられます。
ヒント:複雑な図面の場合、特定の画層にボイス注釈を配置することにより、見つけやすくなります。
アクセス
コマンド:VoiceNote
メニュー:ツール(Tools) > ボイス注釈の追加/編集(Insert / Edit VoiceNote)