グリッド線の追加

グリッドは、柱や壁などの構造エレメントを BIM プロジェクトに配置するのに役立つ補助エレメントです。

グリッドは、一連のラベルの付いた線で構成されます。各グリッド線は、次の要素で構成されます:

  1. 中央線
  2. 開始線
  3. 終了線
  4. 記号(バブル)

BIM 図面にグリッド線を追加するには、BIMGridLines コマンドを使用します。

以下を作成できます。

  • 垂直グリッド線
  • 水平グリッド線

このコマンドは、各グリッド線に自動的に番号を付けます。グリッド線のラベル付けには、文字と数字を使用できます。デフォルトでは、垂直グリッド線ラベルは文字、水平グリッド線ラベルは数字になります。番号付けは、最後の水平グリッド線、または最後の垂直グリッド線から始まります。

注記: Copy コマンドを使用してグリッド線を追加すると、番号付けを調整せずにグリッド線が複写されます。

BIM 図面にグリッド線を追加するには:

注記: グリッド線は、水平断面にのみ追加できます。

  1. 次のいずれかを実行します。
    • リボンで、BIM > 注釈(Annotate) > BIM グリッド線(BIM Grid Lines)をクリックします。
    • メニューで、BIM > グリッド線(Grid Lines)をクリックします。
    • BIMGridLines と入力します。
  2. グラフィックス領域で、以下を行います:
    • カーソルを水平に移動し、垂直グリッド線を配置する点を指定します。

      垂直グリッド線には、自動的にアルファベット順のラベルが付きます。ラベル付けは、最後の垂直グリッド線ラベルから始まります。

    • Enter キーを押すと、グリッド線の方向が変更されます。
    • カーソルを垂直に移動し、水平グリッド線を配置する点を指定します。

      水平グリッド線には、自動的に番号が付けられます。番号付けは、最後の水平グリッド線から始まります。

  3. Enter キーを押します。

グリッド線のカスタマイズ

プロパティ(Properties)パレットを使用して、グリッド線の外観を変更できます。

以下を実行できます。

  • グリッド線のセグメントを非表示にします。中心セグメントなど
  • グリッド線のグリッド記号を表示または非表示にします
  • グリッド記号をオフセットします
  • 線の色、太さ、タイプを変更します。たとえば、中心セグメントを表すのに別の色を使用することができます。

例:

ギャップのあるグリッド線。終了セグメントのみが表示されます。

線の色が異なるグリッド線

色とタイプが異なる中心セグメント

グリッド記号を表示または非表示にするには:

デフォルトでは、グリッド記号はグリッド線の両端に表示されます。

  1. グラフィックス領域でグリッド線を指定します。
  2. プロパティ(Properties)パレットの表示設定(Visibility)で、はい(Yes)またはいいえ(No)を指定して、目的のグリッド記号を表示または非表示にします:
    • 開始記号(Start Symbol)
    • 終了記号(End Symbol)

    指定したグリッド線の片方の端に記号が付きます。

グリッド線と記号の位置の調整

グリッド線を移動するには、中央のグリップ点を使用します。グリッド記号が重なっている場合は、グリップ点でバブルをオフセットできます。

グリッド記号をオフセットするには:

  1. グラフィックス領域でグリッド線を指定します。

    グリッド線が選択され、グリップ点が表示されます。

  2. グリッド記号の近くにあるグリップ点をクリックしてドラッグし、記号を目的の位置に移動します。

アクセス

コマンド: BIMGridLines

メニュー: BIM > グリッド線(Grid Lines)

リボン: BIM > 注釈(Annotate) > BIM グリッド線(BIM Grid Lines)