ストレッチ アクティビティの適用

ストレッチ(Stretch)アクティビティを使用して選択エンティティを、要素で指定された方向に指定された距離で、移動およびストレッチします。

ストレッチ(Stretch)アクティビティは、次の要素に適用できます。

  • 点(Point)。選択セットのエンティティを、任意の方向に指定された距離だけ移動しストレッチします。

  • 線形(Linear)。選択セットのエンティティを、線形要素で指定された方向に指定された距離だけ移動しストレッチします。

  • 円形状(Polar)。選択セットのエンティティを、要素で指定された方向に指定された距離だけ移動しストレッチします。
  • XY。選択セットのエンティティを、要素で指定された X 方向および Y 方向に移動しストレッチします。

ストレッチ アクティビティを要素に関連付ける場合は、ストレッチ フレームを指定し、ストレッチ アクティビティに含めるエンティティを指定する必要があります。

ストレッチ フレームは、アクティビティに含める幾何エンティティの部分を指定します。

  • ストレッチ フレーム内に完全に含まれるエンティティは移動されます。

    : 次の図では、右の円は完全にストレッチ フレーム内にあるため、グリップ点に沿って移動します。

  • 選択セットに含まれるエンティティで、そのアウトラインがストレッチ フレームと交差するものはストレッチされます。

    : 次の図では、大きい長方形がストレッチ フレームと交差しています。グリップ点を移動すると、長方形がストレッチします。

  • 選択セットに含まれないエンティティは、ストレッチ フレーム内にあるか交差しているかに関係なく影響を受けません。

    : 次の図では、左の長方形が選択セットの外側にあります。グリップ点を移動しても、左の長方形の位置は変更されません。

  • ストレッチ フレームの外側にあり、選択セットに含まれているエンティティは移動されます。

    : 次の図では、右の長方形が選択セットの一部になっています。グリップ点を移動すると、右の長方形も移動します。

例:

ストレッチ アクティビティを CustomBlock 定義に適用するには:

  1. ブロック エディタのコマンド プロンプトで、CBActivityTool と入力します。
  2. ストレッチ(Stretch)オプションを指定します。
  3. グラフィックス領域で、アクティビティに関連付ける次のいずれかの要素を指定します。
    • 線形
    • 円形状
    • XY
  4. ストレッチ アクティビティに関連付ける要素のメイン点を指定します。
  5. ストレッチ フレームの最初のコーナーを指定します。
  6. ストレッチ フレームの反対側のコーナーを指定します。
  7. アクティビティに関連付けるエンティティを選択し、Enter キーを押します。

    指定した要素上にアクティビティ アイコンが表示されます。