座標系の指定(Specifying Coordinates)¶
すべての図面は3つの直交する軸X、Y、Zを使った直交座標系に基づいています。すべての軸は座標系の原点を通ります。X軸とY軸により水平平面が定義されます。X軸とZ軸、およびY軸とZ軸は垂直平面を定義します。
直交座標フォーマットでは、点はXY、XZ、YZ平面への距離で定義されます。これらの距離は点のXYZ座標と呼ばれます。2Dで作図する際には、XY平面上のみで点を指定します。Z座標は省略されています。CADでは、固定された直交座標系をワールド座標系(WCS)と呼びます。新しい図面はWCSに基づいて作成されます。
座標を絶対値または相対値として入力します。
座点は絶対値または相対値として入力できます。点の座標を前の点との関係により指定する(相対座標入力)には、座標値の前に "@" を入力します。
前のセグメントを基準として点座標を指定する場合(相対距離と相対角度の入力)、距離と角度の値の前に「@」文字を入力します。
絶対座標
座標の種類 |
入力 |
例 |
|---|---|---|
直交 (2D / 3D) |
X,Y / X,Y,Z |
3.5,8.2,6.7 |
円形状 (2D) |
距離<角度 |
7.5<45 |
円筒 (3D) |
距離<角度,Z座標 |
7.5<45,12.2 |
円筒 (3D) |
距離<角度1<角度2 |
7.5<45<33 |
相対座標と相対角度
座標の種類 |
入力 |
例 |
|---|---|---|
直交 (2D / 3D) |
@デルタX,デルタY / @デルタX,デルタY,デルタZ |
@3.5,8.2,6.7 |
円形状 (2D) |
@relative_distance<角度 @relative_distance TAB @relative_angle |
@7.5<45 |
円筒 (3D) |
@relative_distance<角度,Z座標 @relative_distance TAB @relative_angle,Z座標 |
@7.5<45,12.2 |
円筒 (3D) |
@相対距離<角度1<角度2 @相対距離 TAB @相対角度 TAB @相対角度 |
@7.5<45<33 |
絶対直交座標を指定するには:
**Line**等、座標を指定するコマンドを入力します。
X、Y、Z座標をカンマで区切って 0,0,0 のように入力します。
コマンドを完成するのに必要な次の座標を入力します。例: 3.5,8.2,6.7
点を XY平面 (Z座標は0)を入力するには、Z座標を省略します。例えば、3.5,8.2 のように指定します。
相対直交座標を指定するには:
座標の必要なコマンドを入力します。
最初の点、たとえば 0,0,0 を入力します。
2番目の点の座標を最初の点との関係により指定するには、座標値の前に "@" を入力します: @3.5,8.2,6.7.
絶対円形状座標を指定するには:
座標の必要なコマンドを入力します。
最初の点、たとえば 0,0 を入力します。
2番目の点を2Dフォーマット、 "距離<アルファ角度" で指定します。たとえば、7.5<45 のように指定します。
距離:原点からの距離を指定します
アルファ角度:XY平面での角度を指定します(正の角度は反時計回りに測定されます)
相対円筒座標を指定するには:
座標の必要なコマンドを入力します。
最初の点、たとえば 0,0 を入力します。
2番目の点を最初の点と相対で、2Dフォーマット "@距離<アルファ角度" を使って指定します。たとえば、@7.5<45 のように指定します。
相対極座標と相対角度を指定するには:
座標の必要なコマンドを入力します。
最初の点、たとえば 0,0 を入力します。
前のセグメントに対して、2D形式の「@relative_distance TAB @relative_angle」を使用して2点目を指定します。例:@7.5 TAB @45。

絶対円筒座標を指定するには:
座標の必要なコマンドを入力します。
最初の点、たとえば 0,0,0 を入力します。
2番目の点を3Dフォーマット、 "距離<アルファ角度,z座標" で指定します。たとえば、7.5<45,12.2 のように指定します。
距離:原点からの距離を指定します
アルファ角度:XY平面での角度を指定します(正の角度は反時計回りに測定されます)
z_座標:XY平面からの高さを指定します。
相対球座標を指定するには:
座標の必要なコマンドを入力します。
最初の点、たとえば 0,0,0 を入力します。
2番目の点を最初の点と相対で、3Dフォーマット "@距離<アルファ角度,z座標" を使って指定します。たとえば、@7.5<45,12.2 のように指定します。
絶対球座標を指定するには:
座標の必要なコマンドを入力します。
最初の点、たとえば 0,0,0 を入力します。
2番目の点を3Dフォーマット、 "距離<アルファ角度<ベータ角度"で指定します。たとえば、7.5<45<33 のように指定します。
距離:原点からの距離を指定します
アルファ角度:XY平面での角度を指定します(正の角度は反時計回りに測定されます)
ベータ角度:XY平面から測定された角度を指定します(正の角度はXY平面から上に向かって測定されます)
絶対直交座標を指定するには:
座標の必要なコマンドを入力します。
最初の点、たとえば 0,0,0 を入力します。
2番目の点を最初の点と相対で、3Dフォーマット "@距離<アルファ角度<ベータ角度" を使って指定します。たとえば、@7.5<45<33 のように指定します。
コマンドシーケンス
絶対直交座標を指定するには:
: 線
始点を指定» 0,0,0
次の点を指定» 3.5,8.2,6.7
...
相対直交座標を指定するには:
: 線
始点を指定» 0,0,0
次の点を指定» @3.5,8.2,6.7
...
相対極座標と相対角度を指定するには:
: 線
始点を指定» 0,0,0
次の点を指定» 2,2,0
次の点を指定» @3 TAB @45
...
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