Microsoft Excel ファイルのリンクについて

Microsoft Excel スプレッドシート全体から、または指定した範囲からのみの情報を、図面から抽出したデータと組み合わせることができます。たとえば、図面から梁の長さを抽出し、外部スプレッドシート内のコスト情報と組み合わせることができます。

既存の Microsoft Excel ファイル内のデータをデータ抽出テーブルに含めるワークフローの手順は、次のとおりです。

データリンクを指定
図面から抽出したデータをスプレッドシート内のデータと照合
抽出した図面データとマージする列をスプレッドシートから選択

データ抽出（Data Extraction）ウィザードでの外部スプレッドシートの使用

データ抽出（Data Extraction）ウィザードでは、一連のエンティティまたはブロックを指定して、プロパティや属性の情報を抽出して後で使用し、部品表、スケジュール、数量のテーブルを作成できます。

ウィザードのデータの絞り込み（Refine Data）ページでは、外部データをリンク（Link External Data）ダイアログボックスにアクセスできます。このダイアログボックスで、図面から抽出したデータと外部スプレッドシート間のリンクを設定できます。2 つのデータセットをマージするには、データ抽出テーブル内の列と照合するため、外部スプレッドシートのデータ照合列を指定する必要があります。

データ照合列により、図面から抽出したデータと Excel スプレッドシート内のデータとの間に関係が作成されます。データ照合列は、図面データ列と外部データ列のデータ間で一致するセルが少なくとも 1 つある場合に有効になります。

データ照合検証プロセスが失敗した場合は、エラーメッセージに問題の内容が示されます。

図面データと外部データの間に一致する値が見つかりませんでした
外部データのデータ列に、一意の値が含まれていません

データ抽出テーブルのデータを外部スプレッドシートにリンクするには:

データ抽出（Data Extraction）ウィザードのデータの絞り込み（Refine Data）ページで、外部データをリンク（Link External Data）をクリックします。
外部データをリンク（Link External Data）ダイアログボックスで、次の操作を行います。
1. データリンク（Data link）で、既存のデータリンクを指定するか、データリンクマネージャーを開く（Open Data Link Manage）をクリックして新しいリンクを作成します。データリンクの作成と管理（Creating and Managing Data Links）を参照してください。
2. データ照合（Data Matching）で、リンクする列を指定します。
3. 照合（Match）をクリックします。
4. 含める外部データ列の選択（Select External Data Columns to Include）で、抽出データに追加する列を選択します。
5. オプションで、Excel スプレッドシートの最上位行を列名として使用する場合は、外部データの最上位行を列名として使用（Use top row of external data as column names）を選択します。