Z平面と厚さの設定(Setting Z-Plane and Thickness)
新しい図面エンティティに対する厚さと高度平面を設定するにはZPlaneコマンドを使用します。
- ZPlane:現在の座標系でXY値を入力した場合の新しいエンティティに対するZ座標を指定します。通常は、ゼロ以外の高度が一時的な作図平面として機能します。
- 厚さ(Thickness):図面エンティティを3D平面として表示させるための厚さを指定します。厚さは、エンティティを基準高度の上方または下方に押し出す距離です。正の値は上方への押し出しです。負の値は下方への押し出しです。0を適用すると厚さがなくなります。
厚さは次の図面エンティティに適用できます:
- 線
- 円弧
- 円
- ポリライン
- 2Dソリッド
- トレース
- 文字
次の図面エンティティに対しては厚さは適用できません:
- ハッチング
- 寸法
- 楕円
- スプライン
- 領域
新しい図面エンティティにZ平面と厚さを定義するには:
- コマンドプロンプトでZPlaneと入力します。
- すべての新しい図面エンティティに対する高度を指定します。
- 新しい図面エンティティに対する厚さを指定します。
- この設定は厚さを持つことが可能な図面エンティティのみに適用されます。
図面エンティティの厚さを変更するには:
- 1つ以上のエンティティを選択し、プロパティ パレットで厚さ(Thickness)を設定します。
- - または -
- ModifyPropertiesコマンドを使用します。
アクセス
コマンド:ZPlane