グラデーション塗り潰しの作成(Creating Color Gradient Fills)
FillAreaコマンドは閉じた領域や指定されたエンティティ内を色やグラデーションで塗りつぶすのに使用します。ハッチング同様、塗り潰しにより材料やエリアを区別し意味を与えることができます。
色の塗り潰しを作成するには:
- 作成(Draw) > ハッチング/塗り潰し(Hatch/Fill)をクリックします(またはFillAreaと入力します)
- ハッチング/塗り潰しダイアログボックスで塗り潰し(Fill)を選択します。
- グラデーションの色(Colors)を設定するには、1色(One color)または2色(Two colors)をクリックし、
をクリックして色を選択し暗(Dark)スライダを使って指定します。
- 注記: 均一なソリッド フィルを作成するには、1 色をクリックし、次に暗スライダの横のフィールドに 50 と入力します。
- グラデーションのスタイルはスタイル(Style)リストから選択します。
- 方向(Orientation)を角度(Angle)で指定し、オプションでパターンが境界と対称になるよう対称(Symmetric)を選択しす。
- 境界設定(Boundary settings)オプションを指定します。
- エンティティを指定(Specify entities)
:境界を形成するエンティティを選択します。
- 点を指定(Specify points)
:閉じた領域を点で指定して境界を定義します。
- 境界を再構築(Rebuild boundary)
:削除後、境界を置き換えます(EditHatchコマンドを使用している場合のみ有効)。
- 境界エンティティを削除(Delete boundary entities)
:境界を形成するエンティティのセットから境界を削除します。
- 境界エンティティをハイライト(Highlight boundary entities)
:境界を図面上に表示します。
- エンティティを指定(Specify entities)
- オプションをカスタマイズします。
- 塗り潰し領域を作成または編集するときに注釈尺度を適用することを指定するには、注釈尺度(Annotative scaling)を選択します。このプロパティは、レイアウト シート上のビューポートで塗り潰し領域が同じようになることを保証します。
- ハッチングと境界を自動調整(Keep hatch and boundary related)を選択すると、ハッチングの境界が変更された場合にハッチングを自動的に更新します(デフォルト)。
注釈尺度を選択した場合はこのオプションは使用できません。
- いくつかの境界を一度に追加する場合に同じプロパティの塗り潰し領域を個別に生成するには、各境界に対してハッチングを作成(Create hatch for each boundary)を選択します。1 つの連続した塗り潰し領域が必要な場合にはこのオプションは選択しません。
をクリックして選択されたハッチングのプロパティを使用(Use properties of selected hatch)を選択し、図面で塗り潰し領域を指定します。
- 境界に対する塗り潰し領域の配置(Placement)を選択します。前面へ移動(Bring to Front)、背面へ移動(Send to Back)、境界の前面へ移動(Bring in Front of Boundary)、境界の背面へ移動(Send Behind Boundary)、または指定しない(Do Not Assign)を選択します。
- その他のオプション(Additional Options)についてはハッチングの作成 を参照してください
- プレビュー(Preview)をクリックして適用前に色の設定を確認することができます。
- OK をクリックして塗り潰し設定を適用します。
アクセス
コマンド:FillArea
メニュー:作成(Draw) > ハッチング/塗り潰し(Hatch/Fill)
ツール パレット: 作成(Draw) > ハッチング/塗り潰し(Hatch/Fill)