データ抽出ウィザードの使用

データ抽出(Data Extraction)ウィザードでは、エンティティまたはブロックのセットを指定し、属性データを抽出できます。また、エンティティからプロパティ データを抽出することもできます。

結果を図面上のテーブルに表示するか、外部ファイルに表示するかを選択できます。

データ抽出(Data Extraction)ウィザードを使用して、次の操作を実行できます。

  • 図面またはフォルダのセットの指定
  • エンティティのフィルタ
  • 抽出したデータの整理
  • Microsoft Excel ファイル内の情報を、抽出したデータに追加します
  • 出力形式の指定
  • テーブルの出力データ形式の指定

ExtractData コマンドを実行すると、データ抽出(Data Extraction)ウィザードが開きます。

データ抽出テーブルを作成するには:

  1. 次のいずれかを実行します。
    • メニューで、挿入(Insert) > データ抽出(Data Extraction)をクリックします。
    • ExtractData と入力します。
  2. コマンド プロンプトで ExtractData と入力します。
  3. 最初のページで、次の操作を行います。
    • 新規データ抽出を作成(Create a new data extraction)をクリックします。
    • テンプレートを使用するには、前の抽出をテンプレートとして使用(Use previous extraction as a template)を選択します。
    • 次へ(Next)をクリックします。
  4. ダイアログ ボックスで、.det ファイルの名前を入力し、保存(Save)をクリックします。
  5. データ ソースを定義(Define data Source)ページで、データを抽出する図面とフォルダを指定し、次へ(Next)をクリックします。
  6. エンティティ選択(Select Entities)ページで、データの抽出元となるエンティティを指定し、次へ(Next)をクリックします。
  7. プロパティ選択(Select Properties)ページで、抽出するプロパティを指定します。
  8. データの絞り込み(Refine Data)ページで、必要に応じて列の順序を変更し、外部データをリンク(Link External Data)ダイアログ ボックスを使用して Microsoft Excel(XLSX または CSV)ファイル内の列を含めます。

    結果はプレビューできます。次へ(Next)をクリックします。

  9. 出力を選択(Choose Output)ページで、出力タイプを指定します。
  10. テーブル スタイル(Table Style)ページで、データ抽出テーブルの形式を指定します。必要に応じて、テーブルのタイトルを指定します。次へ(Next)をクリックします。
  11. 完了(Finish)ページで、完了(Finish)をクリックします。

    テーブルが、マウス カーソルに付随して表示されます。

  12. グラフィックス領域で、テーブルを配置する点を指定します。

注記: ExportTable コマンドを使用して、テーブルをカンマ区切り形式(CSV)でエクスポートします。

既存のデータ抽出を編集するには:

  1. 次のいずれかを実行します。
    • メニューで、挿入(Insert) > データ抽出(Data Extraction)をクリックします。
    • ExtractData と入力します。
  2. コマンド プロンプトで ExtractData と入力します。
  3. 最初のページで、既存のデータ抽出を編集(Edit an existing data extraction)をクリックします。
  4. 指定したフォルダに新しい図面がある場合は、新しい図面が見つかりました(New Drawings Found)ダイアログ ボックスが表示されます。指定したデータ抽出に含める図面を指定し、OK をクリックします。

アクセス

メニュー: 挿入(Insert) > データ抽出(Data Extraction)

コマンド: ExtractData

ツール パレット(Tools Palette): 修正(Modify) > データ抽出(Data Extraction)